統計によると、2011年末現在、中国企業が178の国・地域で設立した対外直接投資企業は1万8000社、非金融類対外直接投資額は累計3220億米ドル、海外資産総額は1兆5000億米ドルを超える。対外請負工事の売上高が5390億米ドルで、「十一・五(2006―2010年)」期間の年平均成長率は30%以上となっている。
仇部長補佐はまた、「中国の対外投資分野は、初期は主に輸出入貿易、飲食などだったが、近年は徐々に生産・製造、ビジネスサービス、金融・保険、資源協力、水上運送・物流、農業協力などの分野に広がっている。対外投資地域は、初期は欧米、香港・マカオなどの先進国・地域に集中していたが、現在はアジア太平洋地域、アフリカ、ラテンアメリカなど170あまりの国・地域に拡大している」と述べた。
「中国証券報」より 2012年5月17日