中国上場証券会社2011年度決算によると、同年の上場証券会社19社のの納税額は総額100億5300万元だったことがわかった。うち所得税は71億1100万元、営業税は29億4100万元。7日付中国証券報が伝えた。
統計によると、ここ5年、上場証券会社の納税額は市場の大幅な変動に伴なっている。2007年に最高の319億7000万元に達した後、08年以降はそれぞれ88億6500万元、176億6800万元、164億8400万元となった。納税額が最も高い上場証券会社は中信証券で、広発証券、海通証券、華泰証券などがそれに続く。中信証券の2007年の納税額は76億8000万元、広発証券は39億9800万元だった。2008年から2010年まで、中信証券と広発証券は1位と2位を維持。2011年の中信証券の納税額は29億1500万元、2位の海通証券は13億9700万元だった。
また、納税額のうち7割から8割が所得税となっている。中でも、2007年は所得税の割合が最も高く、80%を上回った。2008年は割合が最も低く、わずか63%だった。
「中国証券報」より 2012年6月7日