富豪ランキングで知られる胡潤百富は4日、ラグジュアリー・トラベルの商談会「ILTM Asia」と共同で、「中国ラグジュアリー・トラベル市場白書」を発表した。同白書によると、中国の富裕層は海外を年間平均2.4回訪れ、フランスが最も人気の高い国家となっている。京華時報が伝えた。
胡潤百富が、中国国内の資産総額が1000万元(約1億2500万円)を超える富裕層を対象に調査を行った結果、国内旅行は年間平均3.6回に達することが明らかになった。資産総額が1億元(約12億5000万円)以上の富裕層による国内旅行は、年間平均4.2回に達し、三亜、香港、雲南省が国内で最も人気を集めている。また中国の富裕層の64%が、バカンスを過ごすための別荘を所有しており、うち27%が三亜に、11%が香港に別荘を持っている。