今年の電力不足は昨年と同じような情況になるのだろうか。複数の専門家に取材したところ、12年と11年はまったく異なるとの回答を得た。
エネルギー経済が専門の林伯強さんは、今年の電力需要問題はそれほど深刻にはならず、7月から8月にかけてのピーク期に一部の地域で電力不足が出現し、昨年の大規模な電力不足とは違った情況になる見込みだと話す。
秦皇島石炭網のアナリスト李学剛さんは、「7月の電力需要のピーク期になると、短期的な電力不足が必ず起こるが、段階的な不足にとどまり、昨年とはまったく違う情況になる」と話す。