北京中原地産市場研究部の張大偉総監は「統計から見ると、不動産市場規制政策の効果は依然続いているが、不動産市場全般では底入れの兆候がうかがえる。近日の不動産市場の成約件数の増加に伴い、不動産価格の下落幅は徐々に縮まっている」と見ている。
国泰君安研究報告は「近日、一線都市の一部の中古住宅では価格上昇の現象が現れ、このような現象の蔓延が早まってはいけない。2012年下半期の不動産市場は尚も歴史的な在庫水準のピークであり、一・二線都市の不動産価格が全般的に上昇に転じる可能性は小さい」との考えを示した。
「中国証券報」より 2012年6月19日