有人宇宙船「神舟9号」が打ち上げに成功したことを受け、今週の証券取引所では宇宙関連銘柄が注目を集めることは確実とみられる。「上海証券報」が伝えた。
今回の打ち上げプロジェクトの総指揮を務める常万全さん(任務総指揮部総指揮長、総装備部部長)は北京時間の16日午後6時57分、甘粛省酒泉市にある酒泉衛星発射センターで、神舟9号は予定の軌道に正確に入り、飛行や飛行士の状態は順調で、打ち上げは無事に成功したと宣言した。
ある機関のアナリストによると、これまでの経験に基づけば、神舟が打ち上げられる前の10日間の取引日には、株式市場の宇宙関連銘柄は打ち上げに刺激される形で上昇することが多い。だが宇宙関連産業の中長期的な発展の見通しや投資機会は、一時的な株式市場の動きよりもはるかに期待できるものになるという。