中国GDPが2030年に米国の2倍に 前世銀副総裁 

中国GDPが2030年に米国の2倍に 前世銀副総裁 。

タグ: 中国GDP 

発信時間: 2012-06-25 17:22:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

前世界銀行副総裁・チーフエコノミストの林毅夫氏は以前、「中国は今後20年間に渡り、8%の高度成長を維持する」と発言したが、一部のエコノミストはこれを「誇張が過ぎる」と評した。林氏は6月22日、この批判に対して回答を行った。

◆これまで通り中国経済に期待

林氏は6月22日に北京大学でスピーチを行い、同大学の教壇に復帰した。スピーチは、世界経済の現状と今後の見通しに関する内容となった。林氏はこれまで通り楽観的な立場から、中国経済に対する期待を示した。ある学生から、「一部のエコノミストが、中国の成長率見通しについて誇張が過ぎると批判しているが」と質問されると、林氏は笑いながら、「1992年に経済に関する多くの意見を発表したが、当時も『誇張』と評された。現在はそれが誇張でなかったことが証明されている」と答えた。

多くのエコノミストが、「中国は今後20年間に渡り、8%の高度成長を維持する」という発言に疑問を呈したことについて、林氏は「過去の視点と理論から問題を見てはならない。私の予想を誇張と言うならば、1994年にも『中国経済の奇跡』の中で、中国経済は20年間の高度成長を実現すると指摘し、誇張と言われたことがある。それでも低く見積もり過ぎたらしい。今や誇張が現実となった」と語った。

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