公開された資料によると、現在、中石油による稼働中のLNGガススタンドは70カ所、竣工及び建設中のLNG受入基地は4カ所ある。うち、江蘇LNG受入基地の第1期工事の規模は年間350万トン、2011年6月稼動、第2期工事終了後の規模は年間650万トンとなる。大連LNG受入基地の第1期工事の規模は年間300万トン、2011年11月稼動、第2期工事終了後の規模は年間600万トン。唐山LNG受入基地の第1期工事の規模は年間350万トン、2013年に稼動する。深センLNG受入基地の第1期工事の規模は年間300万トン、2015年に稼動する予定である。
中石油の予測によると、2015年までに中国の気態天然ガス需要は2600億立方メートル、2020年には4000億立方メートルに達する。この期間、中国の気態天然ガスの需要は年平均15.4%増加する。主な用途は都市の天然ガス利用の拡大、石油の代替品としてのガス燃料の利用、燃料ガス発電である。液化天然ガスの需要は2020年には3000万トンに達し、うち自動車用ガスの需要が最も大きく、全体の82%を占める。
「中国証券報」より 2012年6月29日