現在、中国国内の高齢者は約6割が農村に住んでおり、農村の人口のうち、高齢者が占める割合は16.3%で、都市よりも5ポイント高い。
高齢者向けビジネス 強化すべき
中国社会科学院数量経済・技術経済研究所分析室の李軍主任は「『十二・五』期間中、中国の15-59歳の労働力人口の割合は減少に転じ、この転換点を迎えて以降の数十年間は減少が続く。2021年から2025年にかけては、高齢化が中国の経済成長に及ぼす影響が最も深刻な時期である。
この間、中国の潜在的な年間平均経済成長率は約2.2ポイント低下する。今後40年間、つまりは2011年から2050年の間、高齢化により、中国の潜在的な年間平均経済成長率は1.7ポイント低下する」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月3日