中国指数研究院(中指院)が2日に発表したデータによると、6月、全国100都市の新築住宅の平均価格は1平方メートル当たり8688元で、5月に比べ0.05%上昇、9カ月連続の下落がストップし、回復に向かった。6月の住宅価格が前月比で上昇となった都市は45都市で、うち上げ幅が1%以上の都市は11都市、5月より3都市増加した。前月比で住宅価格が下落した都市は55都市、5月より18都市減少した。3日付中国証券報が伝えた。
前年同期比で見ると、100都市の6月の新築住宅の平均価格は下落が続いており、下げ幅は1.90%だった。
これに対し、10大注目都市の住宅価格の変動幅は顕著だった。中指院のデータによると、6月、10大注目都市の新築住宅の平均価格は1平方メートル当たり1万5429元で、前月に比べ0.75%上昇、前年同期に比べ2.53%下落している。