イギリスの経済誌「エコノミスト」は、中国の経済および社会で女性が活躍し始めている現象に注目、分析している。以下は要約。
張欣や楊瀾、張蘭などの中国人女性は、パッとしないか、悪いバックグラウンドからキャリアをスタートさせ、今では影響力と富を持ったビジネスパーソンとなった。裸一貫からの成功が、全国の中国女性を勇気づけている。彼女たちは努力を信じ、また努力を怠らずに仕事をし、そして成功をつかんだ。大富豪の主流が男性であるのは事実である。しかし現在、「今年の富豪400人」の上位に女性がランクインするのは当たり前になっている。スポーツにしても、オリンピックでは男性選手より女性選手のほうが、より多くのメダルを手にしている。
大富豪や世界レベルのスポーツ選手でなくても、若い女性たちはこの新しい潮流によってチャンスをつかんでいる。繁栄する大都市で生活、仕事をする人は特にそうだ。北京のPR会社で働いているケイトさんは、男性は依然として大きな権力を持っているが、多くの女性たちが昇進しており、自分たちの目標に向かって自信たっぷりで働くようになってきたと述べる。「将来、女性の会長やCEOがもっと増えると思う。母の時代よりずっと。」