2011年9月に『C-NCAP管理規則(2012年版)』が発表されると、C-NCAP管理センターは事前準備を行い、試験設備、試験条件、人材教育等の関連業務を完了した。また予行試験を繰り返し、すべての準備作業が完了した。2012年7月17日、『C-NCAP管理規則(2012年版)』に基づく初試験が実施される予定で、試験対象車の購入を完了した。新規則は、自己申請の車種に対して最低販売台数の条件を設けた。管理センターもまた、より適切な車種選択プラン、より詳細な結果を発表する予定だ。
2006年版、2009年版と比較して、2012年版の管理規則はこれまでの評価体制、衝突速度、試験項目に全面的かつ大幅な変更を加えた。C-NCAPは長年に渡りデータと経験を蓄積した上で、後部座席にマネキンを設置した衝突試験を実施する。オフセット前面衝突試験の試験速度を時速64キロ(プラスマイナス1キロ)に引き上げ、後面衝突頚部保護性能評価試験(むち打ち損傷試験)を追加した。また能動的安全性の試験を追加し、ESC(電子制御横滑り防止装置)の採点を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月12日