業界関係者は、第3四半期も経済が引き続き安定した回復とならなかった場合、西部地域には豊富な石炭やガス資源があるため、政府は西部地域の重大エネルギープロジェクトの審査を速め、成長を安定させると同時に西部の差別的な産業政策を実施する可能性があると分析する。
国家化学工業生産力促進センターの方徳巍チーフエンジニアは、「石炭化学工業の発展は中央企業と地方政府がそれぞれ取り組み、統一された措置や計画がないため、資金や資源の浪費が激しい」と話す。
短期的には、政府は石炭化学工業に対して慎重な姿勢を続け、厳格な参入制度を実施すると見られる。市場化され先端技術を持つ企業が業界をリードすることで、石炭化学工業の困難は解決できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月31日