日本は2020年に新エネルギー車を年間200万台販売するという高い目標を設定した。この数値は新車販売台数の約50%を占めており、電気自動車の販売目標は80万台とされた。フランスは2020年までにクリーンエネルギー車の累計生産台数を200万台とする目標を立てている。同目標はその他の国家を下回っているが、現在の1万台未満の所有台数を鑑みれば、フランスの決意のほどが伺える。
多くの国家は新エネルギー車の発展方向を電気自動車としており、ハイブリッド車をその過渡的な製品としている。ドイツ、英国、韓国などが設定した新エネルギー車の生産・販売計画では、電気自動車のみがその対象とされた。米国も新エネルギー車の定義の中で、プラグインハイブリッド車のみが新エネルギー車の統計対象となると強調した。中国の2020年の新エネルギー車の生産・販売計画も、純電気自動車とプラグインハイブリッド車のみを対象としている。
「人民網日本語版」2012年8月14日