◆世論戦争 京東強気 蘇寧・国美は内気
8月14日に「蘇寧・国美の値段より10%安くする」と高らかに宣言した京東商城のCEO劉強東氏は、15日、再び世論戦争に力を入れ始めた。15日午前、劉氏は北京の主要メディアの記者を招き、価格競争を行う目的と決意を説明した。その上、マイクロブログを頻繁に更新し、15日午後17時からは、マイクロブログを使ったインタビューページで、ネットユーザーの質問に答えている。
これに比べ、国美と蘇寧の経営陣は上場企業の管理職の身分に止まり、表に出ることはなく、言いたいことを思う存分発言することができずに、世論戦争では完全な形勢不利に陥った。
15日に臨時のメディア交流会を開催した劉氏は「この度の価格競争は以前から下準備を進めていた。ただ時期を予定していた第4四半期から第3四半期に前倒しした」と説明し、「3年前、京東が家電製品の分野に参入したときから、この価格競争は必ず起こると感じていた。京東商城は毎年150%の成長率を維持しており、蘇寧の規模との差もほとんどない。そのような状況の中では、双方の熾烈な争いは避けられないのである」との見方を示した。