▽M&Aの主体トップは香港企業
今年上半期には24カ国・地域の投資機関が中国でM&Aを行い、資金の主な出所は香港を代表とするアジアだった。資金源ランキング1位の香港が主体となったM&Aは126件、買収金額は48億1千万ドルに上り、いずれも海外資本によるM&Aの半数を占めた。だが彭研究総監によると、これは海外資金の多くが香港という金融センターを大陸部への資本進出のプラットフォームとして利用したためだという。
米大陸は、とりわけ北米大陸は、アジアに次ぐ対中M&Aの2番目の主体だ。中国でM&Aを行う投資主体は、引き続き北米、欧州、アジアの発達した経済体が中心だ。
「人民網日本語版」2012年8月16日