発改委による都市軌道交通プロジェクト承認のペースアップについて、中国国際経済交流センターの張永軍研究員は、「中国一部都市における交通渋滞状況から、軌道交通建設のニーズが強い。都市軌道交通建設には大規模な投資が必要となり、経済成長へのけん引効果も期待できる」としている。
下半期以来、地方政府が再び投資ブームを巻き起こしている。天津市と重慶市が向こう3―4年に重点産業の発展に1兆元の資金を投下すると宣言したほか、寧波市、南京市、広州市、長沙市などの都市も投資・経済成長促進計画を発表した。8月、80余りの都市開発投資債券が発行され、発行規模が973億6000万元と、前月比で50%増となり、地方政府の投資への情熱が反映された。
「中国証券報」より 2012年9月6日