中国、経済低迷で離婚率上昇 住宅ローンは最大の元凶

中国、経済低迷で離婚率上昇 住宅ローンは最大の元凶。

タグ: 中国経済低迷

発信時間: 2012-09-06 15:58:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

その原因を探ると、不動産ローンをめぐる危機が最大の原因だ。あるデータによれば、不動産価格が上昇すると、往々にして離婚率も上昇する。かつて人々は、離婚すると手に入る財産が減るので、なんとか一緒にいる道を探った。だが不動産価格が上昇して高水準で動くようになると、離婚すれば相当の財産をもらえるようになった。また高額のローンがかなりの負担になり、ローンをめぐる危機の火の粉がふりかかる前にさっさと離婚して、不動産の没収を避けるケースが現れた。米婚姻関連弁護士学会(AAML)のゲイリー・ニコルソン主席によると、人々はこれまではいつも誰かに不動産を残すために争い、今もまだ争っているが、今の争いは「死んだ牛を買う馬鹿者」にならないための争いだという。

経済危機の中で離婚のまた別の契機を見いだしたという人も多い。経済危機により自身の財産は急減したが、こうした時期に別れれば離婚のコストも大幅に減少することに人々は気づいた。そこで、危機に乗じて離婚に踏み切る富裕層がどんどん増えて、相次ぎ記録を更新している。米国のメディア富豪のサムナー・レッドストーン氏は最初の妻に25億ドルを払って自由の身になり、新しい妻を迎えた。この記録はいまだに誰にも破られていない。それから5年経ち、2番目の妻は離婚しても500万ドルしかもらえなかった。

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