8月28日、宝鋼股フェンは自社株買い戻し計画を実施することを発表。当初は10月10日に債権保有者集会が開催された後に、宝鋼股フェンは買い戻し計画を始動できると予想されていた。しかし、宝鋼集団は「08宝鋼債」に対し、既に解除できない連帯保証を提供している。9月20日現在、宝鋼股フェンに債務弁済や担保の提供を求める債権者はまだいないため、10月10日の債権者会議は形式的なものになる可能性が高い。宝鋼股フェンは「買い戻し計画の実施には、既に何の問題もない」と述べている。
上場企業の自社株買い戻しの目的が何にしても、客観的な面から見て、既に流通市場にプラスの影響を与えていることがわかる。9月21日、宝鋼股フェンは4.66元の終値をつけ、最大5元の買戻し価格とはまだ差がある。8月28日に自社株買い戻し計画が発表された後、宝鋼股フェンの株価は4.07元から4.66元に上昇し、上げ幅は15%近くとなり、同じ時期の上海総合指数は2%下落している。