釣魚島問題 秋葉原に吹きつける寒風

釣魚島問題 秋葉原に吹きつける寒風。

タグ: 釣魚島問題 

発信時間: 2012-09-27 17:12:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

秋葉原の交差点のほど近くにある、店の入口に「中国からのお客様を熱烈に歓迎いたします。皆さまに高品質低価格の免税商品を提供いたします」と記した別の家電店のデジタルカメラのコーナーでは、販売員が2人、客がゼロという光景がみられた。地下1階のギフトコーナーで販売員の田中さんから次のような話を聞いた。「今までは毎朝10時の開店前に、中国人観光客の乗ったバスが秋葉原の路上を埋め尽くしていた。免税店が開店すると、中国人観光客がなだれ込み、一人で4つも5つも電子ジャーを買って、近くの郵便局から中国に送っていた。日本政府が釣魚島(日本名・尖閣諸島)を国有化して以来、この店の売上高は半分近く減少し、ここ数日は中国人観光ツアーの団体が買い物にやって来ることは非常にまれになった。日本政府がなぜあのような行為に及んだのか本当にわからない。日本は中国と友好的に接するべきだ。日本政府が一日も早く中国との関係を修復することを望む」という。また田中さんによると、同店の店長は最近がっくりきて元気がなく、取材を受けることを渋っていたが、記者が中国から来たと知ると、嬉々として取材に応じた。店長は記者が日本を紹介する文章をたくさん書いて、より多くの中国人が日本を訪れるようにしてほしいと願っているのだという。

店を出ると東京の街には街路灯がともり、折から降り出した小雨は時間とともに強くなってきた。駐車場の管理人に話を聞くと、「これまで秋葉原の街には大小のカバンを抱えた中国人観光客が溢れ、秋葉原は中国人観光客からパワーをもらっていた。だが今の秋葉原は冬眠中のようで、活き活きしていない。秋の雨は東京を徐々に冷え込ませ、日本政府が実施した釣魚島の国有化政策も中日関係を冷え込ませた。中日関係が一日も早く陽光きらめく春の日を迎えることを心から願う。そうなれば秋葉原も再びパワーを発揮できるようになる」と思いを語ってくれた。

     1   2   3    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。