北海道のある旅行者で働く友人によると、国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間は北海道旅行のピークの時期で、例年は100を超える中国からの観光ツアー、2千人を超える観光客を受け入れていた。日本政府の釣魚島国有化という茶番の影響で、中国からのツアーはキャンセルが相次ぎ、今年の国慶節期間に北海道を訪れるツアーはわずか4つに減り、観光客数は70人を割り込むことになったという。
日本の二大航空会社の航空券の販売状況も楽観を許さないものだ。全日本空輸(ANA)の9-11月の中日路線の定期便のうち、中国発便は1万5千枚がキャンセルされ、日本発便は3800枚がキャンセルされた。日本航空(JAL)の9-10月の中日路線の定期便のうち、日本発の往復航空券は4千枚、中国発の往復航空券は1千枚がそれぞれキャンセルされた。
「人民網日本語版」2012年9月26日