メードインチャイナの脅威となるメードインASEAN
メードインチャイナの脅威となるメードインASEAN。
タグ： メードインチャイナ
発信時間： 2012-09-28 17:45:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
▽中国とASEANはパートナー？ライバル？
メードインASEANの発展ぶりに対する危機感について、学術関係者たちはおしなべて楽観的な態度を取り、中国の製造業のモデル転換やグレードアップを促すよいチャンスであり、双方の製造業の協力には大きな可能性が広がっているとの見方を示す。
陳氏によると、中国はASEANと「産業の差異に基づく配置」を実現すべきだという。産業構造のグレードアップに向けた移転という中国の現在の戦略を踏まえて、製造業の生産能力の一部を労働力が相対的に安価な東南アジア諸国に移転させ、現地の労働力と関連産業の発展を実現し、中国国内の産業配置も改善させるというもので、中国とASEANの製造業の発展においては、競争するよりも協力する方が利点があるという。
「協力、進歩、相互利益」をテーマとした2012年中国・ASEAN先進的製造業発展フォーラムが今月22日、南寧市で開催された。出席した同部の蘇波副部長によると、ASEANは石油や天然ガスなどの資源が豊富で、主要なゴムの栽培・輸出エリアでもある。中国はこれらの主要輸入国だ。また中国とASEAN加盟国の中では、一人当たり平均月間給与に4千ドル超から100ドルまで大きな開きがあり、産業のレベルにも明らかな相違があり、双方の産業協力の可能性と潜在力は非常に大きいという。
「人民網日本語版」2012年9月28日
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