11月1日に発表された中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.2と、景況感の悪化と改善の分岐点である50を上回った。これを受け、中国株式市場で周期的変動の性格が強い銘柄を中心に急上昇した。同日、上海総合指数が2100ポイント台を取り戻し、11月の中国株式市場は幸先よいスタートとなった。11月2日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、10月の製造業PMIの回復が株式市場上昇の主な押し上げ要因だとし、マクロ経済が底を打ち、回復に向かっていることや、第3四半期決算での悪材料の出尽くし感は、いずれも周期的変動銘柄を後押ししていると指摘する。
制造业PMI回暖 沪指收复2100点
数据显示,10月中国制造业采购经理指数(PMI)时隔两月之后重回50%荣枯线以上,报50.2%,较上月上升0.4个百分点。受此消息提振,周期股带领大盘展开反弹,上证综指重返2100点上方,上演11月“开门红”。
分析人士认为,10月制造业PMI回升是推动市场反弹关键因素。宏观经济企稳、三季报风险释放,均利好周期股表现。
「中国証券報」より 2012年11月2日