中国政府関係部門が、人民元適格海外機関投資家(RQFII)の試験導入の強化を検討していることが6日、明らかになった。投資上限額を引き上げると同時に、参入機関投資家の範囲を拡大し、投資比率に関する制限を緩和することが検討の内容となっている。7日付中国証券報が伝えた。
中国証券監督管理委員会(証監会)の幹部は6日、「証監会は、今後規制を緩和し、適格海外機関投資家(QFII)の資格取得に関する申請手続きと資金運用面の利便性を一層高め、QFIIの認定ペースを加速させる方針である。また、監督・管理メカニズムの改善により、長期投資資金の流入を促し、資本市場が安定的な発展を遂げるよう導く」との考えを示した。
中国证券报记者6日获悉,有关部门正在考虑进一步扩大RQFII试点,进一步增加投资额度,扩大参与机构范围,放宽投资比例限制等。
证监会有关部门负责人6日表示,将按照“放松管制、加强监管”的要求,进一步增加QFII申请和投资运作便利,继续加快审批,完善监管制度,吸引长期资金进入,促进资本市场稳定发展。
「中国証券報」より 2012年11月7日