中国、日本家電業界の没落から学ぶべきもの
中国、日本家電業界の没落から学ぶべきもの。
タグ： 中日対訳 日本家电业逼近“沉没”的警示
多くの専門家は、日本の家電業界が死に向かっている原因を、円高の進行や自然災害等としている。筆者は、主因は他にあると見ている。その主因は、日本家電業界が世界一を自負し、競争が日々激化する世界家電市場に適応できなかったことだ。世界経済のグローバル化に伴う「国境なき技術」により、電子製品・通信機器の競争が激化した。しかし電子製品を得意とする日本がこの流れに乗り遅れ、依然として伝統的な家電業界（特にテレビ、冷蔵庫）でてんてこ舞いをし、後手後手に回っている。その結果、韓国家電業界が多くの市場シェアを占めた。また韓国は高級テレビや高級冷蔵庫等の伝統的な家電業界にとどまらず、高級携帯電話等の電子通信機器産業に進出した。サムスンの携帯事業の発展は、アップルの独占的な地位を脅かしている。日々激化するグローバル市場における反応の鈍さが、日本家電業界の「没落」の原因の一つとなっている。
二つ目の原因は、技術革新に巨額の資金を投じているが、実際に実現された革新が少ないことだ。アップルの開発費が営業収入に占める比率はソニーを下回っているが、アップルが革新的・実用的な製品を次々と発表する一方で、ソニーは顧客を引きつける新商品をあまり開発していない。革新は資金を投じれば良いわけではなく、他にも効率的な革新チームを形成し、革新による効果を最大限に引き出す必要がある。日本企業が自社の革新能力を過大評価し、競合他社の強さを見落としたことも、原因の一つである。
大多数人士把日本家电走向“死亡”的原因归结于日元升值以及自然灾害等原因。笔者认为，这些都不是主要原因。主因还在于日本家电业以全球老大自居，不能适应竞争日益激烈的世界电子消费品市场。随着世界经济全球化伴随的技术无国界化，电子消费品通讯产品竞争十分激烈，但擅长电子产品的日本却未能赶上这班车，依然在传统家电行业特别是彩电、冰箱上打转转，处于防守、再防守的境地。结果是韩国家电业大举挤占市场份额，同时，韩国并没有死守在高端彩电、高端冰箱等传统家电行业，而是向高端手机等电子消费品通讯行业进军，例如：三星手机的发展直接威胁到苹果的霸主地位。在日益激烈的全球市场反应迟钝是日本家电业“没落”的原因之一。
原因之二是技术创新重投入、轻质量效益，撒钱不少，创新不多。苹果的研发支出占营收的比例比索尼低，但是苹果的创新实用产品却层出不穷，索尼却鲜见吸引客户的新产品。这就告诉我们，创新不仅是撒钱就可以的，而且要有一个高效的创新团队，高效率的创新效果效益。当然，日本企业对自己的创新能力过于自信而忽略了竞争对手的强大也是原因之一。
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