OECD・経済協力開発機構のアンヘル・グリア事務総長は、9日、パリで新華通信社の記者の取材に対して「中国経済は、すでに安定的な成長を取り戻し、勢いのある成長を維持している。これは世界経済の成長の新たな動力になるだろう」と述べた。
アンヘル・グリア事務総長によると、今年、中国の経済成長率は7.5%から7.7%の間と予測され、2014年には8%になる。これからの50年間は、安定した成長が維持されるとのことである。
アンヘル・グリア事務総長は、更に「中国などの新興市場経済体は、今後数年間、勢いよく成長してくる。50年後、OECD諸国を全面的に乗り越え、世界の経済情勢を徹底的に変える可能性がある」と指摘した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2012年11月11日