――昨年の東日本大震災の時は、今よりもっとひどかったのでは?
「あの頃は今よりも良く、みんな必死に働いて、勢いがあった。しかし今もまだ希望が見えず、やる気が失われた。それに日中関係の悪化を受け、日本経済の先行きがますます不安になってきた」
内閣府が今月12日に発表した2012年第3四半期国内総生産(速報)によると、物価変動要素を差し引いた実質的なGDPは前四半期比0.9%減となり、年率では3.5%減少し、3四半期ぶりのマイナス成長となった。
日本経済は今年年初から悪性の循環に陥っており、低迷の泥沼の中でもがき、ますます深くはまりこんでいる。具体的に見ていくと、世界経済の回復の遅れ、円高の進行により日本の輸出が激減した。9月の対中国輸出額は前年同期比14%減、対EU輸出額は21%減となり、対米輸出額の増加も疲弊を示した。輸出低迷の影響を受け、今年年初から生産が大幅に減少し、雇用に影響が生じた。製造業の不況はまた、消費のさらなる冷え込みを招いた。日本の民間のシンクタンクは、第4四半期のGDPがマイナス成長を続ける可能性があると予想した。内需の低迷、消費者物価指数の低下という流れが続けば、デフレ脱却の目標がさらに遠のくだろう。
“去年东日本大地震时应该不如现在吧。”
“其实,那时要比现在好。大家当时都在努力工作,都有奔头,但现在大家仍然没看到希望,已经没动力了。再加上日中关系不好,日本经济前景就更暗淡了。”
以上是记者近日与一位名叫中村的40多岁日本出租车司机聊天的内容,这从一个侧面反映了日本经济的现状。日本内阁府本月12日公布的2012年第三季度国内生产总值初值显示,剔除物价变动因素的实际国内生产总值较上季度下降0.9%,按年率换算为下降3.5%,3个季度以来首次出现负增长。
日本经济今年年初就已陷入恶性循环,在衰退泥潭中越陷越深。具体来看,全球经济增速放缓与日元汇率长期居高不下,导致日本出口急剧下降,日本9月对中国出口同比减少14%,对欧盟的出口下降21%,对美国的出口增长也疲软。受出口低迷影响,自今年年初起生产开始大幅下滑,从而影响就业,制造业不景气也导致消费进一步恶化。很多日本民间智库预测第四季度国内生产总值仍有可能出现负增长,内需不足和消费者物价指数下降的趋势若持续下去,摆脱通缩的目标将渐行渐远。