セメント産業に関して、業界関係者は「2012年、政府は中央財政から5億元を投入し、脱硝プロセスの促進を支援した。10月末現在、中国には既に、脱硝装置が設置されているセメントクリンカ(セメントの中間製品)生産ラインが100本ある。2013年、政府は補助政策をより一層強化し、セメント産業の脱硝プロセスを促進するだろう」との見方を示している。
中国の火力発電所における排煙脱硝プロジェクトに一大ブームが到来し、セメント産業でも脱硝がより一層盛んに推進されることが見込まれる。関連する証券会社のアナリストは「2013年、中国の火力発電所で新たに設置される脱硝装置の設備容量は1億5000万キロワットに達し、セメント工場の900本以上の生産ラインにおいて脱硝装置の導入が大々的に推進されるだろう。この二大業種がもたらす排煙脱硝市場の規模は1000億元を超える見通しだ」と予測する。
水泥脱硝方面,据上述人士介绍,今年中央财政已投入5亿元进行推动,截至10月底,全国已有100条水泥熟料生产线同步加装脱硝设施。明年中央财政还将继续加大补贴力度,以加速推进水泥脱硝进程。
业内人士普遍预计,全国火电厂烟气脱硝将进入集中爆发期,水泥行业也有望加速进入到脱硝洪流中。据相关券商分析师测算,明年全国新增火电厂脱硝装机规模可达1.5亿千瓦,全国水泥厂逾900条生产线脱硝改造也将大规模启动,两大行业可创造的烟气脱硝市场规模将达数千亿元。
「中国証券報」より 2012年11月16日