国際連合貿易開発会議(UNCTAD)の梁国勇経済事務官は、中国の外資吸収の持続的低下は世界経済の情勢悪化など外部環境の中・短期的要素のほか、中国経済自体の特徴に関連する構造的、長期的要素に関係している。後者は主にコストの問題と同時に、東南アジア諸国の相対的な競争力が明らかに向上し、外資がそちらに流れているためだという。
ただ世界的にみると、中国は依然として最も魅力ある外商投資先といえる。UNCTADがこのほど発表した今年上半期の最新報告によれば、中国は外国の直接投資が最多の経済体(総額591億ドル)で、昨年比3%の減少だが、他の主要経済体に比べて減少幅が少ないという。
一方、外資吸収の構造にも積極的な変化が現れている。商務部の沈丹陽報道官によると、今年1-10月の情況からみて、外資吸収には以下の特徴があるという。
联合国贸易和发展会议经济事务官员梁国勇对记者表示,中国吸收外资持续下降,其中既有世界经济形势恶化等外部环境方面的中短期因素,又有一些与中国经济自身特点相关的结构性、长期性因素。就后者而言,主要还是成本问题。与此同时,东南亚各国相对竞争力显著提升,对外资的分流作用比较明显。
不过从全球来看,我国依然是最具吸引力的外商投资目的地。联合国贸易和发展会议日前发布的最新报告显示,今年上半年中国是吸收外国直接投资最多的经济体,总额为591亿美元,尽管较去年同期下降3%,但与其他主要经济体相比降幅较小。