ホットマネー、香港株式市場の今後を左右
香港ハンセン株価指数は12月3日、262.54ポイント安(1.19%)の2万1767.85ポイントで引け、取引総額は538億香港ドルと振るわなかった。中国企業株の低迷が目立ち、香港H株指数が1.54%安、香港レッドチップ指数が1.25%安となった。4日付中国証券報が伝えた。
中期的なスパンで見ると、ホットマネーが香港株式市場の今後を左右すると見られる。米ドルの対香港ドルレートは依然として7.75の水準を維持している。これは香港株が流動性の確保された環境にあり、株価も下落より上昇の可能性が高いことを示す。しかし、ホットマネーの動きは、段階的に逆転する可能性がある。海外投資家の中国資産に対する積極的な姿勢は必ずしも変化しないということはない。中国の中央銀行が慎重的な金融政策を継続する背景下、A株市場が全面安を続ければ、世界のホットマネーの流動方向に逆転が生じ、香港株も間接的に影響を受けることになる。
热钱流向将左右港股后市运行
恒生指数昨日最终收报21767.85点,下跌262.54点,跌幅达1.19%;大市交投萎缩,共成交538亿港元。中资股领跌大市,国企指数与红筹指数分别下跌1.54%和1.25%。
中期来看,热钱流向将左右港股后市的运行,目前美元兑港币汇率依然维持于7.75水平,表明港股仍处于流动性较为充裕的环境之中,大市走向也易涨难跌。然而,热钱流向并非没有阶段性逆转的可能,海外投资者对于中国资产的追捧也并非不会出现变化,若中国央行延续货币紧平衡的格局,A股市场继续杀跌,国际热钱流向或将出现逆转,港股也将间接受到拖累。