中国環境保護部は12月5日、『重点区域大気汚染防治十二・五(第12次五カ年計画、2011―2015年)計画』を発表した。「十二・五」期間中の重点区域の大気汚染防止・除去作業には、酸性雨などの原因物質となる二酸化硫黄の排出規制及び除去措置、オイルガスの回収、排ガスの国家基準を満たしていない車両(黄標車)の淘汰、粉塵総合対策、汚染防止の能力強化など8項目の重要プロジェクトが含まれる。投資需要は3500億元近くに上る。6日付中国証券報が伝えた。
プロジェクト資金は地方政府による投資が中心となり、中央財政は投資の主旨が計画に適合するプロジェクトに対し、一定の補助金を交付する。また、企業の汚染防止責任制の徹底に努め、市場システムを十分に発揮することによって、投資の多元化局面の形成を目指す。
12月5日,环保部发布《重点区域大气污染防治“十二五”规划》。“十二五”期间,重点区域大气污染防治工作将包含二氧化硫治理、油气回收、黄标车淘汰、扬尘综合整治、能力建设等8类重点工程项目,投资需求约3500亿元。项目资金以地方投资为主,中央财政将对符合投资方向的项目予以适当支持,同时落实企业治污责任,充分发挥市场机制,形成多元化的投资格局。
「中国証券報」より 2012年12月6日