ある評論家が、以前中国の人たちは外国産の家電を買っていたが、今では国産ブランドのものを買っているのだから、やがては国産のクルマを乗り回す時代が来るだろう、と述べているが、この評論家に失礼かもしれないが、それは次元が違う話だと思う。そこには中国ではまだはやってはいないが、ステータス・シンボルという問題もあるし、乗り心地の問題もあり、かなりの道のりがあるはずだ。
最近、中国製の旅客機にかなりの発注者が現れたというニュースを目にしたが、要するに数十年かけて築いてきた外国の良いクルマのマーケットにおけるカベに風穴をあけて、中国製のクルマが自動車先進国の人々に選ばれるようになるには、かなりの努力が必要であろう。しかし、私はこれは長い目で見れば不可能ではないと見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月18日