馬氏は、「管理不足により、農家による養鶏の違反行為が存在する。また成長した鶏を調達する企業、およびケンタッキーのような飲食店は表面的な検査しか行なっておらず、問題のある鶏が消費市場に流通するのを全力で防止していない」と警鐘を鳴らした。
一部の大型養鶏企業はすでにモデルチェンジを開始している。ケンタッキーやマクドナルドの別の大手サプライヤー、聖農発展公司は現在、一体化された産業チェーン(自社繁殖・自社養鶏・自社屠殺・自社販売)を採用している。
しかし宋教授は、「企業自身の検査・管理の不備の他に、関連する監督管理部門も罪を免れない。多くの食品安全問題について、関連部門はメディアの報道を受けてから、ようやく重い腰を上げている。上海食品安全弁公室は2年前の検査で、ケンタッキーの原料の問題を知りながら、なぜその後さらなる追跡調査を行わなかったのか」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月24日