セメント価格の下落傾向続く 13年第2四半期以降回復へ
セメント需要のオフシーズンに入るにつれ、各地でセメント価格の下落が続いている。先週(12月16日―21日)、中国国内のセメント平均価格は前期比で0.55%低下し、5週間連続で前期比低下となった。国内のセメント設備(セメントを製造するロータリーキルン)の稼働率も低下しており、セメントの在庫が上昇している。25日付中国証券報が伝えた。
アナリストは「現在の状況から見ると、業種全体の収益は依然低迷し続けており、主力企業が対策を採らなければ、価格の下落傾向を改善することは難しい。都市化の進展に伴い、市場は2013年第2四半期以降好転すると見られる」との見方を示した。