中国の景気回復を下支えする3大要因

中国の景気回復を下支えする3大要因。 中国経済は8月に底打ちに達してから緩慢な回復軌道にのり、第3四半期(7−9月)の実質成長率は7.4%となった。2010年第4四半期(実質成長率は9.8%)以降、実質成長率が7四半期連続で低下しており、厳しい状況のように見える…

タグ: 中国景気回復

発信時間: 2012-12-29 10:11:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

金融政策の緩和に伴い、地方政府の資金調達が比較的容易になった。しかも中央政府は4月以降、続けざまに地方インフラ整備の着工を許可している。これを受け各地で地下鉄、高速道路、ダム等の建設準備が進められた。これは今後の投資増加のけん引車とされる。

また2012年第4四半期(10−12月)以降、鉄道プロジェクトも着工を始めた。2011年7月に高速鉄道の脱線衝突事故が発生すると、鉄道建設の停止が続いた。2013年は新指導部が政権運営を開始する初年度であり、鉄道関連の大規模インフラ整備は、国家プロジェクトとして大がかりに推進される。

上述した通り、金融政策緩和および積極的な財政支援を受け、中国の投資主導型の経済成長が短期間内は継続される見通しだ。

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