易観国際の路理彬アナリストは「中国メーカーを苦しめる難題の1つに利益の低さが挙げられる。統計によると、中国大陸部の携帯電話市場において、サムスンとアップルが利益の99%を占めており、中国とその他の国のメーカーは残る1%の利益をめぐって争っている」と指摘する。
業界関係者も「中国メーカーは1500-2500元のミドルエンド市場で熾烈な競争を繰り広げており、一部のメーカーは低価格を武器にしている」と述べる。多くの中国メーカーは大量の在庫を抱えており、これを消化するために価格を下げて販売を促進せざるを得ない状況だという。
「人民網日本語版」2013年1月6日