中国商業連合会は1月10日、2012年の中国の商業発展状況を総括し、2013年の我が国の商業発展のすう勢と改善が待たれる問題について分析し、「2013年中国商業10大注目点展望」を発表した。これは中国ビジネス分野および関連企業の発展に対して、深い指導的価値を持つ。
中国商業連合会が発表した「2013年中国商業10大注目点展望」は、政府の政策、ビジネス主体、消費市場、流通方式などの各方面を網羅した。10大注目点は下記の通り。
(1)中央政府が流通業に重要な戦略的地位を与え、一連の産業指導政策が相次いで発表される。
(2)国内市場が全体的に活況を維持し、消費拡大の基礎的条件が改善され続ける。
(3)ネットショッピングが高成長を維持し、経営習慣を見直し規範化する必要がある。
(4)流通業に関わる2種の税制改革が実施され、業界の発展と国民生活の改善を促す。
(5)小売大手が自主経営方式の模索を加速し、自主ブランドの発展が突破口の一つになる。
(6)商業・貿易流通主体(中小企業)の発展環境が改善され、政府の多様化された助成措置が体系化に向かう。
(7)国内外小売企業の中国における競争に新たな構造が出現し、1店舗当たりの業績を重視する時代を迎える。
(8)農産物流通の「効率アップ・コストダウン」が画期的な進展を実現し、「短チェーン」流通方式の効果が現れ始める。