第17回中国資本市場フォーラムにおいて、業界関係者は「2013年、経済のけん引力である『消費・投資・輸出』の三本柱は安定し、財政政策は積極的且つやや引き締め傾向に向い、金融政策は安定しつつ、ある程度緩和され、社会融資コストの軽減が見込まれる。これらの動きが、資本市場に見通しの明るいマクロ環境を形成するだろう」との見方を示した。14日付中国証券報が伝えた。
2013年の経済見通しについて、資本市場の発展を取り巻くマクロ環境は徐々に改善され、経済発展のファンダメンタルズは長期的に良好な状態が続く。中国人民大学財政金融学院副院長、金融・証券研究所常務副所長の趙錫軍氏は、「2013年の経済の全体的な情勢は2012年よりも明るく、経済成長の減速傾向はある段階で安定した成長に向けての調整に入る。通年の経済成長率は8%以上になる見通しだ」と見ている。