スイス大手銀行のUBSは、輸出の数値が貿易相手国の輸入統計と食い違っていると指摘し、GSとみずほ証券などは「輸出統計と製造業の海外受注データとの間に矛盾がある」と指摘している。
これに対し、海外では「質が疑問視され、信憑性が問われるデータは、政府の経済政策を間違った方向に導く要因となり、企業の投資計画にも悪影響を及ぼす」との懸念が広がっている。
商務部の沈丹陽報道官は、「月間のデータに変動が生じるのは正常なことだ」と強調し、「このような大幅な変動は、12月以前にも2度見られた。11月と12月のように、月ごとのデータが短期間内に10ポイント以上の大幅な伸びを記録することはこれまでにもあった」と説明した。