「大幅増」の要因として考えられるのは、まずは2012年の対外貿易の環境が厳しかったこと、加えて長期休暇などの影響もある。また、12月、対外貿易企業が輸出のペースを速めたことも大きく関係する。2012年12月31日を以って、2012年第4四半期の法定検査・権益手数料の優遇政策が終了し、2013年1月1日から新たな手数料の基準が施行された。そのため、優遇政策が終了する前に、駆け込みで利用する企業による輸出が殺到した。数日違うだけで、手数料は大幅に違ってくる。
2013年の対外貿易の見通しについて、沈報道官は「商務部は油断せず、慎重な姿勢を取る方針だ。中央経済工作会議の指示に従い、2013年は、対外貿易伸び率と国内総生産(GDP)成長率の概ね並行した伸びを維持することに努める」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月17日