中国では26日、2013年全国「春運」(春節前後の帰省ラッシュ、今年は1月26日から3月6日の40日間)がいよいよスタートする。鉄道部が定めた今年の春運期間は40日間。初日の1月26日から旧暦大晦日にあたる2月9日まで、北京エリアの旅客輸送量は延べ2360万人、そのうち旧暦12月26、27両日(2月6日、7日)の1日当たり旅客輸送量は延べ98万人前後に達する見込み。京華時報が伝えた。
■春節前15日間の旅客輸送量 北京は延べ2360万人予想
北京鉄道局は、春運スタート後の半月間は、北京を出発する旅客の流れがピークとなり、北京から各地に向かう人々が集中、輸送任務の負荷は非常に重いと見込んでいる。同局の予測によると、旅客輸送量は4240万人、前年同期比139万人(3.4%)増。このうち北京エリアの旅客輸送量は2360万人、同232万人(10.9%)増。ピークとなる2月6日(旧暦12月26日)と2月7日(旧歴12月27日)の北京エリアの1日旅客輸送量は約98万人に達する見通し。
今年の春運期間中、北京エリアの1日当たり列車運行本数は495本、前年同期比42本(9.3%)増。さらに、北京エリアでは、8本の臨時増発列車を準備した。
Uターンラッシュは、第1弾は旧暦1月5日から7日までとなる見通し。第2弾となる学生のUターンラッシュは旧暦1月10日過ぎ。第3弾は、農民工(都市部への出稼ぎ農民)のUターンラッシュで、ピークは旧暦1月15日過ぎと見込まれ、帰省の往路に比べ、復路の乗客の流れはかなり緩やかになる。