会期5日間の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が26日、スイスのダボスで開幕した。昨年とは異なり、欧州の債務危機は参加者の視界から遠ざかり、今回はこれに代わって「通貨戦争」が注目のキーワードになっている。また中国をめぐる話題に再び焦点が集まっている。「上海証券報」が伝えた。
今回のテーマは「持続的な発展に活力を注入する」。同フォーラムのクラウス・シュワブ議長によると、今年参加した指導者たちは持続的な強靱さと活力を両立させたいと考えており、外部環境の変化に対応し、突如襲いかかるダメージに抵抗して回復する力をもちたいと考え、また大胆に先を見通し、より大胆に行動したいと考えているという。