先週、日本の株式市場は12週連続で上昇。上海A株は昨年11月に底打ちしてから23%上昇し、ハンセン指数は21カ月ぶりの高値となった。
それまで制限を受けていた日本政府は、円安を通じて投資家のリスクへの興味をそそり、投資家の手中の資金運用を促した。値下がりしている通貨への投資チャンスは投資家の衝動を助長し、リターンを求めるホットマネーが増える可能性が高まる。
◇アジア各国、ホットマネーの猛威に警戒
各国の中央銀行の金利がゼロに近いことから、資金が株式市場に流入する可能性が増えている。例えば、上海A株は数年ぶりの低水準に落ち込んでいたが、最近は反発がみられる。