先週、中国中央銀行の易鋼副総裁は、「中国は日本の大幅な金融緩和政策による影響を密接に観察していく」と述べた。
中国は人民元の対ドル管理変動相場制を実施しているため、対円でも上昇。コスト上昇で頭を抱える中国の製造業に人民元高が追い討ちをかけている。一部のアナリストは、中国が人民元のドルに対する取引幅を拡大する可能性があるとの見方を示す。
シンガポールも同じような問題が存在する。外からの資金フローが不動産市場のバブルを加速させているのだ。同政府は1月初め、外国人の住宅購入を規制する香港と同じ住宅取得税を導入した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月7日