▽経済構造調整へパワー充電を
経済成長ペースの鈍化は、経済構造を調整し、次の高度成長に向けてエネルギーを蓄える上でプラスになる。昨年の実質GDP成長率7.8%に比べて、13年の目標値は7.5%と昨年を下回る。マクロ政策では、今年も引き続き積極的な財政政策と穏やかな通貨政策を実施する予定で、広義マネーサプライ(M2)の増加率は前年比1%低下する見込みだ。
国務院発展研究センターの張小済研究員(委員)は中国新聞社の取材に応える中で、長年にわたる発展の経験から考えると、7.5%の成長率であれば安定した成長を維持することができる。だがより多く発されるシグナルは、経済成長ペースが潜在的な成長率に釣り合う水準にされたということだ、と述べた。