安倍氏は農産物の関税維持を条件に交渉に参加する。だが他の国々がすでに合意した条項を変えることが、本当にできるのだろうか?安倍氏自身、挽回の余地は小さいと認めている。
たとえ交渉が望み通りにいかないと気づいても、脱退するわけにはいかない。国際的慣例では、方策を講じて交渉に参加した後にまた脱退しては、日本は今後のFTA交渉で国際的信頼を失うことになる。
共同通信は、方向性を誤った場合、安倍政権にとって大きな打撃となるだけでなく、国民全体にも大きな負担をもたらすことになると推測している。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月20日