アップルが「まずい」からといって、ダブルスタンダードをみだりに採用して消費者の権利を侵害してよいはずはない。ましてや疑問に対して傲慢な対応をしてよいわけではない。水は舟を浮かべることもできれば、舟を転覆させることもできるのだ。より強く大きいブランドを目指すなら、消費者こそがよりどころだ。イノベーション力が徐々に衰え、サービスへの評価が日に日に低下するブランドは、一時は隆盛を誇っても、最終的には「神殿」を去ることになる。
われわれは期待もしている。わが国の法律・法規が整い、製品やサービスの基準が向上し、消費者が権威意識に目覚め、権利保護のルートが増えるのにともなって、企業の抜け道がますます少なくなり、アップルが「おいしいリンゴ」に生まれ変わる日が来ることを待ち望んでいる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年3月26日