業界関係者は、一部の政府高官を含む中国人のメンツを重視し、海外ブランド崇拝の心理も、中国ブランドが公用車市場で抜きんでることができない理由の一つであると分析する。
また、中国ブランドと合資ブランドには今は隔たりがあるが、数年のうちにこの違いは解消され、独自の強みが出てくるだろうと業界ではとらえている人が多い。「まず、庶民に支持される強み、そして価格競争力だ。同じグレードの車より少なくとも2万元は安い。中国ブランド自体の費用対効果も向上しつつあり、広汽伝祺、一汽紅旗、上汽栄威などの中級、高級グレードの中国車が台頭してきており、合資ブランド車に性能や品質で切迫しているうえ、価格競争力では同じグレードの合資ブランドより勝っている。」という業界関係者もいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月28日