トヨタの関係者は、「国内市場は低迷している。消費増税も減産の原因だ」と明かした。
ホンダも先ほど減産計画を発表し、2013年に八千代工業および埼玉製作所の生産能力を減少させる予定だ。これによりホンダの国内生産能力は、130万台から100万台に減少する。
中国社会科学院日本研究所経済室の張季風主任研究員は、「日本の自動車製造業の海外移転は、古くから見られる傾向だ。しかし移転の中心はすでに技術が成熟化している事業であり、コア技術は日本国内にとどめられている」と分析した。
日本経済の研究に長期間従事してきた張氏は、「日本の産業空洞化は確かに存在するが、それほど深刻ではない。空洞化にはさまざまな原因があり、産業移転だけのせいにするわけにはいかない。人口構造や地域経済状況もまた、重要な要素だ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月8日