2013年第1四半期、日中間貿易額の減少傾向が続けている。中国海関(税関)総署が10日発表したデータによると、2013年1―3月、中日間の貿易総額は前年同期比10.7%減の708億7000万米ドルだった。
2012年6月から、中国の対日本の輸出入額は月を追うごとに減少している。第1四半期、中国の日本からの輸入は16.6%減少した。
その要因の一つとして、海関総署の報道官・鄭躍氏は10日、国務院新聞弁公室の発表会で、「日本の『島購入』の茶番劇に始まる中日間の政治上の争いによる影響が考えられ、今現在も影響は続いている。また、中国自動車産業が発展するにつれ、国内の自動車保有台数は絶えず上昇し、国産車が輸入車に取って代わる傾向も現れている」と述べた。